- 2026年1月20日
「こちらこそ、ありがとうございました」

利用者の方とのお別れが、とても辛く感じられることがあります。(良い意味でも悪い意味でも)医療者と利用者の方という関係性を越えてしまい、感情移入が過剰となってしまうのでしょう。私のそのような想いは利用者の方に伝わるのかもしれませんし、そのことで、不完全な私にも多少の信頼をいただけるのかもしれません。
訪問を終えて、ご自宅の玄関から往診車の駐車場所まで歩くときに目に入ってくる景色が私はとても好きでした。少し立ち止まって、その景色を見渡して「自分はこんな生活を夢見ていたのだな」と心の中でつぶやいていました。しかし、その場所を私が訪れる機会は、恐らくもう無いのでしょう。
